ちなみに写真のボケの話ですよ。
この度の我山さん邸でのカメラ勉強会にはみなさんそれぞれにカメラを持ち寄り
レンズ規格が合うもの同士、レンズを取り替えて撮影したりもしました。
以下はその際試し撮りした写真です。カメラ本体はどれも SONY NEX-7 です。
使用レンズ(借り物) E PZ 16-50㎜ F3.5-5.6 OSS
“ヒメツルソバ”という植物です。ピンク色がきれいですね。
これはまだ背景の花や葉の形が分かる程度ですが、機材によっては更にボケます。
使用レンズ(借り物) E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS
これを自前の広角レンズ E 10-18mm F4 OSS で同じ場所から撮ると・・・
ほとんどボケません。
広角レンズは建築写真には必須ですが、ボケを生かしたい場合は分が悪くなるため
必然的に目的によってレンズを選択する必要が出てきます。
僕がカメラに興味を持ったきっかけは、まず第一に建築写真を撮りたいということ。
第二は“ボケ”を生かした写真を撮りたいということでした。
手前の人物などにピントを合わせ、背景を思いっきりボカした写真・・・あれは一体
どうやれば撮れるのか、理屈を知らずコンパクトデジカメで四苦八苦していた頃、
一眼レフ(もしくは一眼)カメラであれば可能だと知りました。
自分が撮りたいイメージの写真があって、そのためにはこのレンズが必要、というふうに
レンズを増やしていくのも一眼カメラの楽しみ方のひとつだと思います。
関連:カメラの勉強会と食事会 、二眼レフカメラ