Worksに『上条の家』を追加しました。
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3月末『上条の家』の引き渡しを終えました。
Aさん、おめでとうございます!
去年11月に瓦を葺いた辺りから多忙状態が続いており、進捗のアップができずにいましたが
この度無事に完成を迎えることができました。
Aさんとは2016年末から打合せを始め、これまでお話を進めてきました。
かなり遠方にお住まいだったため、通常より打合せの頻度は少なく、その分一回の打合せでは
昼休憩を挟みながらほぼ丸一日使うというスタイルでやってきた訳ですが
この間Aさんは本当にスケジュールのやりくりが大変だっただろうと思います。
長い間お疲れ様でした。
引き渡しの少し前に竣工写真の撮影に行き、数時間この家に滞在しました。
そうしてみると、やはり改めて和の家というのは落ち着くなと感じます。
Aさんご家族がこの先この家でどんな風に過ごされるのか・・・日当たりのよい縁側で
日向ぼっこをするのかなとか、和室でごろ寝をするのかなとか考えながらシャッターを
切ってきました。撮った写真は整理をして、後日紹介させていただきます。
引き渡しから少し日が経ちましたが、生活は馴染み始めましたでしょうか?
また5月には初回の点検で伺いますね^^
最後になりましたが、この度の家づくりを通し、大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。
『上条の家』は屋根の瓦が葺き終わりました。
足場ネットが張られているため、まだ下からだとよく見えません。
秋晴れの空に映える瓦。光に当たるとシルバー色の金属光沢が見られます。
ここではフラットタイプの平板瓦を使用しました。
雨の日だとこのような色に見えます。瓦って雨も似合いますね。
『上条の家』はサッシも入り、外部での造作工事が進んでいます。
天井面にずらっと並んでいるのは全部化粧梁。
梁が入る基本的なピッチというのは910ミリ間隔です。
この空間を部屋の幅や高さなどのバランスから考えたとき、それでは少し不釣り合い
(梁と梁の間が広すぎ)だと感じたので、今回は半分の455ミリ間隔にしました。
東面と南面を囲うように、深い軒が廻っています。
居間の前部分には広い濡れ縁が付いて更に和の雰囲気がUP。
『上条の家』での電気配線立会いです。
時間も遅めから始まり、仮設の照明を点けて行われました。
左は昔ながらの白熱電球、右はLED電球の白色光タイプです。
ひと昔前は、建築現場で使われる仮設の照明といえば左の白熱電球ばかりでした。
特に今のような寒い時期の現場では、構造躯体から漏れる温かそうなオレンジ色の光に
本当にホッとしたものです。
久しぶりにこのタイプを見かけて、当時が懐かしく思い出されました^^
台風の影響で建て方を1週延期した『上条の家』が、無事上棟を迎えました。
LDKには化粧材の丸柱。
LDKが広く、全体として重厚感のある和風の家なのでこんな柱が似合いそうです。
搬入された時点ですでに保護材で養生済みのため、顔を合わせるのはまだ先。
そうだ!今思いつきましたがRちゃんもまだ小さい事ですし、これからの成長に合わせて
この柱に身長の記録を刻んで行ってはどうでしょうか。和室向きの面とかに。
僕も昔そうやって身長を測ってもらっていて、実家のリノベーションをした際もその柱は
取り換えていないので、見えなくはなってしまいましたがちゃんと残っています。
完成後最初にキズを付けるのは抵抗があるかも知れませんが、こういうのは後になると
良い思い出として残りますよ^^
生憎の台風襲来。
10月14日は『上条の家』の上棟予定日でしたが、安全を優先して翌週に持ち越しです。
午前中に施主のAさんご家族にお越しいただいて紅白巻きの柱建て。
これをもって日柄の良い本日を上棟日としました。おめでとうございます^^
一週間ほど前から現場監督さんは天気予報とずっとにらめっこをしていました。
当日の大工さんの手配や、その後の工程に影響が大きいため必死です。
台風直撃ならまだ諦めも付くというものですが、今回は判断が本当に微妙なライン。
実際すぐ近くにも別の会社さんの現場があったのですが、そこは建て方決行してましたね。
それにしてもこの『上条の家』は大きい・・・。
普通基礎だけの状態で見ると、心配になるほど小さく感じるものですが今回それが無い。
現場に搬入され、ブルーシートを掛けられた構造材がまるで小山のようです。
『上条の家』地鎮祭です。
Aさんおめでとうございます!
敷地への進入路から見える景色。
傍らにある樹には、大きなウロがありました。
ここは例えメイちゃんが覗き込んで足を滑らせても、巨大な妖怪の寝床に行きつくことは無い
安心設計となっています。また余計な事言いましたね・・・
さて、この家が基調としているのは“和”。
入母屋造りの瓦屋根、深い軒、LDKを囲う濡れ縁など、和の要素を多く取り入れています。
L型の濡れ縁は、室内から見るとコーナー部分にも壁が無く広い視野を確保。
ここから眺める景色が楽しみです。