今日は浜松市に住宅の建築確認申請を出しに行ってきました。
設計内容や申請書には特に問題点も無く、予定通り31日から着工です。
帰りは浜名湖サービスエリアに寄り道しました。
こんなロケーションの敷地で設計依頼が来たら喜んで飛びつきます(笑)
そういえば申請窓口の方が教えて下さったのですが、浜松市では1週間ほど前に用途地域の
一部変更があったそうです。
用途地域が変わるという事は、法的にそこに建てられる建築物の内容に大きく影響する事
なのでとても重要な事項です。あとで情報収集して場所を把握しておかなくては。
関連記事:浜名湖サービスエリア
ドライフラワーを部屋の片隅に吊るしておくと、それだけでおしゃれに見えますね。
でも花が無い場合は、ドライ・・・ドライ・・・なんて言えばいいんでしょうか。
奥の葉っぱが丸いのは多分ユーカリ。手前は多分ローズマリーだと思います。
こういう少しくすんだ感じのグリーンいいですね。
冒頭の件、調べてみましたら草花を乾燥させたものを総称してドライフラワーと
呼ぶようなので、これもドライフラワーで大丈夫そうです。
『碧南の家』の地盤調査の様子です。これは地盤調査報告書の中からの1コマ。
一般的に住宅規模の建物で地盤調査を行う場合、スウェーデン式サウンディング(SWS)試験
という試験方法が用いられることがほとんどです。
“サウンディング”という名の通り、ロッドを地中に貫入させる際の音を拾って土質を
判別し、同時に地盤の固さもデータとして収集します。
この方法でまずは建物外形の四隅を調査。
続いて建物のおおむね中心となる位置で、スクリュードライバーサウンディング(SDS)試験
という調査を行います。こちらはロッドを回転させて貫入させる際にかかったトルクも
計測することで、より精度の高い調査結果を得ることができます。
建築にあたり、地盤に腐植土層があると非常に良くないのですが、近年はSWS試験に加えて
SDS試験も行うことで高精度にその判別ができるようになりました。
調査結果として地盤改良(柱状改良)が必要とはなってしまいましたが、幸い腐植土と
見られる層はありませんでした。
昨日に続き、材木市場の2日目です。今回は昨日とは別のNさんと。
玄関敷台、手洗いボウルを乗せるカウンター、ダイニングテーブルなどをさがします。
一時ダイニングテーブルの候補に挙がったアフリカ原産のアサメラ。
赤茶色の床材を使うのでそれに合う木材を検討しましたが、最終的に落ち着いたのは
昨日と同じタモの巾ハギ材。タモは好きなのでいいんですけどね。
アジアンリゾートの雰囲気を取り入れつつの設計なので、白っぽい色の木材が入ることで
違和感出ないかが懸念材料。
自然塗装で濃いめの色に落ち着かせるか・・・何か対策を考えていきます。
玄関には敷台を付けます。
こちらはさすがに床材よりも薄い色では浮いてしまうので、カリンの一枚板に決定。
最後はトイレの手洗いボウルを付けるためのカウンター。
矢印を付けた、ウネウネっぷりが素敵な耳付きのミズメ一枚板に決まりました。
きれいな虎杢が出ています。
無事買い付けができたので、他の木材もいろいろと見てきました。
これはブビンガという木のテーブル天板。アサメラと同じくアフリカ原産です。
ブビンガは赤みの強い木肌に、細かく波打つような木目が特徴。高級木材です。
個人的に気になった、無垢のカエデを天板に使ったデスク。
少し小さく、迷いましたが購入はしませんでした。
この2日間に買い付けした木材たちはまだ仕上げの加工前。
これから出番まで数か月は倉庫で眠り、仕上げ加工をされたのち現場に搬入されます。
3月12日と13日、岡崎製材さんの材木特売市が開催されました。
両方とも行ってきたのですがまずは1日目から。
初日は『碧南の家』のNさんご一家と一緒にダイニングテーブルの天板をさがしました。
相変わらずの材木量。目移りしすぎて困ります。
天板にトチノキを使ったテーブル。
ご主人が最後まで気になっていた栂(ツガ)材のテーブル天板。
あまり見かけない珍しい材料です。栂の木について詳しくはこちら→木の話~栂~
千切り(チギリ)という、カリンなどの堅木を加工した部材で割れを防いでいます。
蝶ネクタイみたいですね。
最終的に決定したのはタモの巾ハギ材で作られた天板。両側耳付きです。
巾ハギ材とは無垢板を並列で並べ、幅の広い一枚板のように一体成型した材料のことです。
俗にいう集成材(積層材)と技術は同じですが、出来栄えは全くの別モノ。
特にタモは繊維方向に沿って木目が整然と並ぶので継ぎ目も目立ちにくく、巾ハギ材に
適した樹種だと思います。
一昨年の『大平町の家』もテーブルはタモの巾ハギ材でした。
→『大平町の家』のダイニングテーブル
床にナラの無垢フローリングを使う『碧南の家』でもうまく溶け込んでくれそうです。
関連記事:材木市場
ラフプランを作るときに使う方眼入りのトレーシングペーパーが残り少なくなってきたので
文房具屋さんで購入してきました。
販売開始当時からなのか、その表紙にはもうずっとこの平面図が描かれています。
よくできた平面かと言われると返答に詰まってしまいますが、販売元の担当者の方などが
「真四角よりちょっと凸凹した平面の方がカッコよく見えるかも」
とか考えながら描いたのかなぁなんて想像すると、少し微笑ましくもなります。
今打合せ中の物件で、子供部屋にパインの無垢フローリング材を使うことになりました。
オスモカラーの白系色で薄く塗装されたカットサンプル。
パイン材には写真にあるような対になった楕円の節が均等に多く見られます。
そして色の方はというと、はじめこそ白っぽい色をしているものの、経年変化によって
徐々に黄色味が強い印象へと変わっていきます。
僕自身、自然素材の経年変化というものはむしろ好印象を持って受け止めているのですが
黄色味が強くなるタイプの木材に限っては少々好みから外れてしまいます。
何となく彩度が高めに見えてしまうのが苦手なのかもしれません。
その点これであれば木目や肌触りは元のまま生かしつつ、素材の色の変化を感じる程度も
少なくて済むので自分でも納得して使うことができます。
これまで2回ほどブログに登場していただいているTさん。
そのTさんが今年1月から独立して建築会社を設立されました。
誘っていただいたので、Tさん改め 代表取締役 田口さんの『温戸ライフ株式会社』へ
先月はじめに見学というか遊びに行ってきました。
事務所内にはアンティーク雑貨店のように飾り付けられた一角もあります。
統一された色合いや置かれた小物も含め、事務所全体がすごくいい雰囲気。
こんな事務所なら打合せもアットホームに進められそうですね。
梁の上にはブリキ製のアルファベットを並べて会社名に。
今はこちらでスタッフをされている、懐かしいコーディネーターのIさんに
コーヒーを淹れていただいて1時間ちょっと、近況などいろいろとお話しして来ました。
田口さん、載せるのが遅くなりましたがありがとうございました^^