『六名の家』は外壁の透湿防水紙が貼られ、外壁通気用の胴縁施工まで終わりました。
内部はセルロースファイバーの吹き込みがちょうど終わったところで、建物の中にいると
外部からの音がかなり軽減されているのが分かります。
断熱性能もさることながら防音性能にも優れた断熱材です。
分電盤取付け位置に集まっている電気配線。
現在では昔に比べて電気系統を細かく回路分けするのでブレーカーの数も多くなります。
こちらはレンジフードのダクト(150φ)と、2階洗面の給水・排水管。
排水管には流水音を漏れにくくするための遮音材が巻いてあります。
週明け早々にユニットバスが搬入され、内部の大工造作工事へと進んで行きます。
今日は特に連絡して行った訳ではありませんが、たまたまお父様と奥様にも
会うことができました。
これからもいきなり行くことが良くあると思いますのでよろしくお願いします。
・・・と言っても、僕ではなく建材メーカーさんの工夫です。
クローゼット内部の枕棚をL字型に取り付けられるアタッチメントです。
連結部分に壁を立てなくても、専用の部材でこのように持たせることができるので
少しでも容量を確保したい場合などは使うことがあります。
図面で見ると少しのスペースでも、空間として立上がる=高さが出て容積を持つことで
案外有効に使えたりもするので、そういう場所を見落とさないようにしたいですね。
立体をイメージしながら平面図プランを作ることは大事です。
最近購入した建築関係の本です。
左から『I’m home.』『建築模型のつくり方』『建築知識』『緑と暮らす家』の4冊。
忙しい合間を縫って読むという器用なことができず、まだ手を出せていません。
写真が多いので、読むというよりは“見る”に近いですね。
『緑と暮らす家』の表紙になっているのは、以前事務所にあるエバーフレッシュについて
書いた際に触れた、堀内 雪さん設計のリビングに植物を地植えした家です。
少し日が経ってしまいましたが、先日1本のギターをいただきました。
公私とも大変お世話になっている山本さんが、元々ご自分で愛用されていたものを
僕にくださったのです。
Morris のアコースティックギター
最近ではエレキギターしか触ってないので、アコースティックタイプは本当に久しぶり。
当たり前ですがサイズも重さも音もエレキとは全く違い、新鮮な感じです。
アコースティックギターは生音がそのまま鳴ってしまうため特にごまかしが効かず、
少しでも弦の押さえ方が悪いとマトモに音が出てくれません。
現在自分の技術力の無さを露呈しまくっているところです。
山本さん、ありがとうございました。このギターは大切に使わせていただきます。
ちゃんと弾けるようになったらいずれ一緒に演奏もしてみたいですね^^
おもしろい映像が取れるカメラです。
(※再生前に音量調節できます)
Fahrradfahrt – little planet 360Video from Erlangen360 on Vimeo.
全方位を同時に撮影できるので、それをひとつの画面にまとめるとこんなことに。
これはまさしく界王星・・・!やっぱり重力も10倍なんでしょうか(笑)
1~2ケ月に一回程度、定期的に通る地下道の写真です。
この日もいつものように道路の反対側にある出入口から階段を下り、枝分かれした部分で
一度右に曲がったあと短い階段を上り、あとは左に曲が・・・曲が・・・れない。
本当ならこの写真の突き当りを左に曲がれば、地上への階段が続いているはずでした。
冷静に見れば壁のタイルも新しく、工事で最近塞がれたのだろうと分かりますが
あるはずのものが突然、まるで最初から無かったかのように改修されていると
一瞬かなり面食らいます。
“キツネにつままれたような感覚”ってこういうことを言うんだなと、
その場で妙に感心してしまいました。
先日上棟を行った『六名の家』は、現在大工工事と並行して宅内の配線工事中です。
外壁の構造用面材貼りからサッシの取付けも終わり、家らしくなってきました。
デジカメ電池切れにつき今回もケータイカメラですが・・・
忙しい施主のHさんにも時間をとっていただき、すべてのスイッチ・コンセント・照明の
位置をひとつひとつ図面と照らし合わせながら現場で確認です。
この段階での現場立会いには意味があり、今はほぼ部屋の形状が出来ていて、なおかつ
まだギリギリ配線のやり直しがきくという貴重なタイミングなんですね。
もちろん打合せ段階では十分に話し合った上で電気配線図を描いているのですが
ある程度実生活が想像しやすくなったこの状態で、再度スイッチやコンセントの位置を
現実味を持って見直していただくことは大切な一手間です。
ちなみにこの電気配線立会いで何も変更が出なかったことは今まで一度もありません。
お施主さんに現場までご足労願うことはまだこれから何度もありますが
完成してからの「あーすればよかった」「こーすればよかった」を少しでも無くすため
がんばっていきましょう!
このブログでは基本的にご契約前のお客様の事を書くことは無いのですが、
今回だけちょっと例外的に書くことにします。
Sさん、Aさん、Hちゃんご一家とは昨年の8月2日に初めてお会いしました。
その月の19日にはHちゃん1歳の誕生日があり、そのあともお会いするたびに成長を
感じながら打合せを進めてきました。
そして先月、ご一家に新しい家族が増えるという嬉しい出来事もあり、今日はご主人
お一人との打ち合わせだったのですが、そこで改めて家づくりは「人」だなと思いました。
今回、施工者(工務店)の担当Nさんが、打合せ中のプランで模型を作ってきてくれたのです。
出産祝いを兼ねてプレゼントですと少し照れくさそうに・・・
僕も知らなかったので驚いたのですが、これがその模型です。
Nさんにとっては業務外の、しかもGWを返上しての作業であり、普通考えられない事です。
“この人のために何をしてあげられるか”それを必死で考えた末の行動だと思いますが
その姿勢は本当に見習わなくてはと、感動と同時に猛省しております。
こういう気持ちを持った人と一緒に仕事ができるというのは幸せなことですね。
施主・設計者・施工者、この三者間で何でも言える良好な人間関係を築くことは
とても重要な事です。ときには脱線して関係ない話をすることも(かなり)ありますが
これも大切なコミュニケーションです。
いい家を引き渡し、そこで末永く幸せに暮らしてもらう事。クライアントも含め、
家づくりに関わる全員がこのゴールに向かって進んで行ければと思います。
最後になりましたが、Sさん、Aさん、この度はお子様のご誕生おめでとうございます。
人数も増えてますます賑やかな家庭になりますね^^
次回、また少しお姉さんになったHちゃんに会えるのも楽しみにしております。