日本の春に欠かせないサクラ。一口にサクラと言っても種類は様々です。
まずは先日行った忍野八海で撮ったソメイヨシノ。
サクラと言えばこの種を指すほど、一般的に広く親しまれています。
次は、こちらも忍野八海ですが真っ白いサクラの花が咲いていました。
川向うに見えるソメイヨシノと色の違いが分かるでしょうか。純白のサクラです。
最初何の樹か分からず、近くで花や葉の形を見てようやくサクラだと気づきました。
調べたら白妙、琴平、緑萼桜、太白など、白い花の咲く品種はいくつかあるようです。
ヤエザクラ。幾重にも重なった花びらを持つサクラの品種をまとめてこう呼びます。
浜名湖畔で撮った下の写真は多分“カンザン”という品種ではないかと思います。
ソメイヨシノなどと比べると花の色が濃く、咲く時期も少し遅め。
そういえば岡崎公園でも他のサクラが散り始めるなか、ヤエザクラだけ満開でした。
花をクローズアップしてみると、かなりボリュームのある形をしています。
現在日本にあるサクラの品種は約300種類、ここに挙げた品種の実に100倍です。
とても全部は網羅しきれませんね・・・。
目で見ても楽しめるサクラは、建築ではフローリング材として使用されます。
文字通り淡い桜色をした木肌で、全体的には木目はあまり目立ちませんが
場所によってははっきりとした年輪が見て取れる部分もあります。
無垢フローリングとして“カバザクラ”というものが割と安く流通していますが、
これはサクラとは全く別物。
カバノキが見た目サクラに似ているのでこのような材名が付いています。
触り心地がやわらかくてこちらもいい木ですけどね。
いままでもカバザクラは結構使った記憶があります。
目で楽しめる方のサクラはまた来年です。
『六名の家』基礎工事は完了しました。
基礎立上がりの上面から長く飛び出しているのは、後の工程でホールダウン金物を
取り付けるためのアンカーボルト。直径が16㎜あります。
“ホールダウン金物”とは地震や風により建物が揺れたとき、土台から柱が抜けてしまうのを
防ぐための金物で、名前ぐらいは知っているという方も多いかも知れません。
阪神淡路大震災の教訓から、平成12年よりホールダウン金物を含む建築金物の規定が
大幅に改定されました。通常の在来軸組工法では必須の金物です。
いちばん心配していた部分のアップ。上から撮った写真です。
基礎と境界ブロックの隙間、わずか数センチ・・・基礎屋さんが特別に型枠を工夫して
きれいに仕上げてくれました。最低限これぐらい空いてれば何とかなるって事ですね。
調子に乗ってまたいつか無理を言ってしまいそうです。
工務店さんのBBQにお呼ばれしたと思っていたのですが、なるほどなるほど、なるほど。
着ぐるみって実際“中の人”になってみるとめちゃくちゃ大変なんですね。
まあ中に人なんか入っていないんですけど。
生まれたばかりでまだ勝手がよく分かっていないご様子。本体の手首も出ています。
しかし着ぐるみの威力はすごいですね。大量の子供たちが一気に駆けよって来ます^^
社員さんたちもすごくやりたかったはずなのですが、みなさん軒並み本当に遠慮深くて。
僕らの間柄でそんな必死に遠慮する必要なんか無いのに。
『Kさん、着ぐるみ・・・』
「やりたいんですけど身長が足りなくて」
『そうですよね・・・』
「お願いします」
『Nさん、着ぐるみ・・・』
「腰が痛くて」
『腰なら僕も痛・・・』
「お願いします」
『Tさん、着ぐるみ・・・』
「ちょっと今日左目のコンタクトが曇ってて」
『それぜんぜん関係が無・・・』
「お願いします」
『Wさん、着ぐるみ・・・』
「ハハハハハハハハ」
『はははははははは』
「お願いします」
次回は是非どうぞ。
懇意にして頂いているソルトンペッパーの都築さんがオープンハウスを
開催されていたので行ってきました。
お忙しい中、わざわざ都築さん自ら案内してくださってありがとうございました。
ここからまた何か次のいい話につながって行くといいですね^^
考えてみるとここ最近、他人のオープンハウスばかり行っていますね・・・
いやいや自分の方もちょっとがんばらなくては。
ニューヨーク近代美術館にあるゴッホの代表作のひとつ“星月夜(Starry Night)”
これがデジタル処理されて動画になっています。
あの特徴的な絵のタッチだからこそのアイデアですね。動いていても違和感がありません。
00:20頃から動き始め、01:50からは指で触って絵を変化させています。
(※再生前に音量調節できます)
ゴッホも100年以上後の世で、この絵が動いてるとは思わなかったでしょうね。
名画だけに賛否ありそうですが、試みとしては面白いと思います。
先日両親が遊びに来た際、手土産でもらった“からすみ”です。
高級珍味として有名なアレではなく、中津川市でからすみといったらこちらのこと。
米粉を原材料とした蒸し菓子の一種です。
海の無い岐阜県にある中津川市では本物のカラスミはなかなか手に入らないものだったため、
似せたお菓子を作ったというのがはじまりのようです。
初めて知りましたが「親が子の幸せを願って贈るお菓子」という意味があるお菓子でした。
まさかそれを知ってて・・・?いや多分知らないな。昔から普通にお茶菓子で出てたし(笑)
ともあれ有難くいただいておきます。
昨日載せ切れなかった分です。
歩いていると茅葺屋根を持った立派な建物がありました。民家なのかは不明ですが
何度も増改築を重ねているように見え、苔むして独特の風格がありました。
エコキュートを格子で隠したいなとか、どうしてもそんなことを考えてしまいます。
小ぢんまりとした水車小屋です。こちらも茅葺屋根。
建築基準法では屋根の防火性能について一定の基準があるため、特例として認められた
地域でなければ茅葺屋根の建物を建てることはできませんが、やはり忍野の風景には
こんな屋根が似合いますね。
岡崎市ではもう今の時期桜の花を見ることはできませんが、
今年もう一度、あの満開の桜を楽しめるいい方法があることに気づきました。
天気の良い日を見計らい、今日は山梨県の忍野村へ出かけてきました。
川辺に咲く満開の桜並木。日本の里川風景のイメージそのものです。
川に沿って数百メートルほど歩き、桜を堪能した後は有名な忍野八海です。
このあたり一帯には湧水による8ヶ所の泉(忍野八海)と、いくつかの人工池が点在して
美しい水景をつくり出しています。
八海のひとつ“鏡池”。その名の通り、ちょうど逆さ富士が映る位置にあるのですが
それは帰ってきてから知ったためこのザマです。次回の課題ですね。
こちらは八海ではなく人工池にもかかわらず、いちばん人だかりができていた“中池”。
今回はPLフィルターを持参したので、水中の様子や鱒たちの姿もしっかり写っています。
ニジマス(普通・アルビノ・コバルト)、ブルックトラウト(かな?)、コイなどがいました。
最後は中池中央につくられた円形の部分。
水深8メートルもあるのに、恐ろしいほどの透明度で底まで鮮明に見えます。
碧色という表現がしっくり来るように思います。いちばん好きな色。
愛知ではもう初夏に変わりつつあるこの季節に、富士の麓で2回目の春を満喫できました。
今年はもうとっくに終わったと思っていた春真っ盛りの風景が現実に目の前に現れると、
タイムスリップと言っては大げさですがとても不思議な感覚になります。