週明けには『通り土間の家』の上棟!
それに先立ち、本日大安に柱立てを行いました。
Oさんおめでとうございます^^
後藤建築さん、立派な御弊を作って来てくれました。
住宅の建て方というのは、普通1日で終わりますが今回は2日間に渡って行います。
いろいろと手間のかかる作りにしてしまったので、上棟は大変だろうなとは思っていましたが
2日かかるのは初めて。それだけに非常に楽しみです。
いよいよ本格的に現場が動き始めますよ~!
先週鉄筋が組みあがった『通り土間の家』。
これは先週、配筋検査に行った時の状態です。
今日は午後からのコンクリート打設に先立ち、現場で金物類の位置等を最終確認。
全箇所チェックし、写真におさめて来ましたよ~!
準備が整ったところで、生コン車(トラックアジテーター)が到着。
届いた生コンクリートが設計通りの仕様となっているか、納入書でチェックです。
ちなみに街中で見かける通称生コン車。あれって結構時間と闘っているのをご存じですか?
というのも、生コン(レディーミクストコンクリート)は、工場で練り混ぜを開始してから
打設完了までのタイムリミットがあるのです。
外気温が25℃以下であれば120分以内、25℃を超える場合は90分以内です。
今の時期は余裕で25℃を超えているので90分以内ですね。ガンバレ!
一旦生コンをポンプ車へ送り、さっそく打設開始。
生コンを送る係、ホース先を操る係、振動を与えて充填させる係、チームワークが要です。
現場監督さんもコンクリートの表面きれいにし係を自ら買って出ています。
打設が始まると途中で一息などと言ってられないため、本当にバタバタ。
こんな時設計者はというと、様子を見守りつつ花の写真を撮ったりやなんかしています。
天気を心配していましたが、雨にも降られず基礎の工事が完了。
ここからしばらくの間はコンクリートの養生期間ですね。
七夕。
天の川を撮ってやろうと意気込んで出かけて行き、見事撃沈してから丸1年が経ちました。
その時初めて撮った星空の写真→ 七夕の空
今年は昨年の反省点“ピントの合わせ方”と“そもそものカメラの操作方法”をしっかりと
頭に叩き込み、新城市の本宮山スカイラインへ行って来ました。
今年の成果はというと・・・
カメラ:SONY NEX-7 絞り値:F4 露出:15秒 感度:ISO-1600 レンズ:E10-18mm F4 OSS
おおっ、去年に比べてかなりちゃんと写ってる!ピントもまぁまぁOK。
これの理屈がよく分からないのですが、憧れていた紫がかった色味も右側に出てくれました。
惜しむらくは、メインのはずの天の川がどこにも見当たらない事ぐらいでしょうか。
ところで星景写真を撮る際に気を付けなければいけないポイントのひとつに
“光害”というものがあります。
街の灯りなどが写りこむ場所だと、その光が邪魔をしてきれいな星空は撮りにくいんですね。
もっとも街の夜景と星空をわざと一枚に収めるような高等テクニックもありますが
僕はまだそんなレベルではないので、周りが暗ければ暗いに越したことは無いのです。
そのため街灯ひとつ無いような場所を求めてかなり山の方まで行ったにも関わらず
そこには思わぬ伏兵が。辺りをまるで太陽のごとく燦々と照らす・・・そう、お月様。
カメラ:SONY NEX-7 絞り値:F4 露出:20秒 感度:ISO-1600 レンズ:E10-18mm F4 OSS
これ夜中の12時頃の写真なんですよ。
ISO感度を1600に、露出時間を20秒に設定しただけで一瞬昼間と見間違える程の明るさ。
実際の見た目では下の写真ぐらいの明るさですね。
過度に明るくならないよう、感度や露出時間を抑えると今度は星が写りません。
どうやら天の川の繊細で淡い光は、月夜に写し取ることは難しいようです。
カメラ:SONY NEX-7 絞り値:F4 露出:10秒 感度:ISO-200 レンズ:E10-18mm F4 OSS
鉄塔の上に月が浮かんでいる構図で、星の弱い光まではあまり拾えていませんが
“星景写真”というくくりで見なければ良い感じで撮れたと思います。
いつになったら撮れるんだろう、天の川。
今日から『通り土間の家』本体工事の着工です。
朝10時頃に現場に到着すると、すでに汗だくとなった監督さんが出迎えてくれました。
水糸を張ってレベルをとっていく“丁張り”という作業をしています。
遡ること1週間、施工時はこんなふうに液状だった柱状体もしっかりと養生期間をおき
完全に固化しています。
直径60センチの杭が地面から4~5メートル程の深さまで達しているんですよ!
水分が出るからか、たくさんの蝶が集まって来ていました。
水道管埋設のため、既存の石畳を一部撤去。これはまた元に戻します。
本当に暑いですからね、監督さんも職人さんも体調気を付けてください。