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2015-01

木の話~松~

冬の風物詩、こも巻きされた松の樹を見つけました。
幹にこも巻きされた松の写真
地面から1~2メートルの高さで、幹にゴザのようなものを巻きつけられた松の樹を
きっと見たことがあると思います。
理由を知るまでは“防寒対策?”とか“飾り?”などと適当なことを考えていましたが、
これにはれっきとした意味があります。
マツカレハという松につく害虫がいるのですが、その幼虫が越冬するために冬前になると
こもの中へ集まり、春先になったらはがして焼却駆除するという害虫対策なのです。

なるほどと感心した覚えがありますが、近年の調査では衝撃の事実が判明しました。
調査チームが数年に渡ってこもの中にいる虫の内訳を調べたところ
マツカレハが数匹だったのに対し、マツカレハの天敵であるいわゆる益虫がその数百倍。
効果がないどころかやらない方がマシという目もあてられない悲惨な結果に・・・
事実現在では皇居をはじめ、こも巻きを中止している例が増えているといいます。
いやー、江戸時代から何百年も続いてきた伝統でもこんなことあるんですね。


2015-01-31 | Category 木の話 

 

意外なこだわり

部屋から何度追い出しても知らない間に戻って来る、ガチャガチャ生まれのこの2匹。
カップに入ったウサギとハムスターの玩具
この前も気づいたら棚のところに置かれていたので、また来たなと思って手に取り
初めてカップをよく見たとき“アレ?”と手をとめました。この形、色はもしかして・・・

写真出典:Wikimedia Commons
ファイヤーキングのカップとソーサー
うーん、これはどう見ても。
この写真の食器はアメリカのガラスメーカー、アンカーホッキング社が
1976年まで製造していた“ファイヤーキング”ブランドのカップとソーサーです。
2011年からは“ファイヤーキングジャパン”として日本でブランドが復刻されました。
このブランドの商品はどれもトロっとしたような半透明の艶がある見た目をしていて、
いろんな色のマグカップやお皿、ボウルなどがそろっています。
ホッとするような温かさがあり、以前からマグカップを狙っているところです。
アメリカンヴィンテージ風やカントリー風のインテリアによく合いそうですね。
冒頭の玩具はおそらくこの食器を参考にしたものと思われますが、
100円のおもちゃも結構細かいところにこだわって作ってるんだなと驚きました。

関連:コーヒーカップ


2015-01-30 | Category 雑貨 

 

毎日見ていた光景

今日は浜松。独立前に6年間勤めていた会社へ久々に行ってきました。
らせん階段と社屋の写真
夏にはシンボルツリーのヤマボウシが葉を繁らせ、
左にある、赤く塗装された鉄骨の渡り廊下は当時から程よい憩いの場でした。
みなさんもお元気そうでなにより^^


2015-01-29 | Category その他 

 

固定観念

引戸のなかでも“引込み戸”といって、全開時に戸が壁内へ納まるタイプのものがあります。
既製品の引込戸ではなく、完全造作でこれを作る場合にはいくつかのポイントがあり、
そこを押さえておくのが実用上大事になってきます。
今検討中の案件ではお施主さんからのちょっとした要望と、さらに造作家具が隣接する
事情もあってここのところ少々頭を悩ませていました。
さっき何気なく図面を見ていたら、思いつきました。いい事を。
いつもとはほんの少し変えるだけの、ごくごく小さな事です。
「この作り方ではうまくいかない」と、自分で勝手に決めつけていただけなんですね。
これならお施主さんも職人さんもOKしてくれそうです。
なぜ最初から思いつかなかったんだろうというような事に時間を費やしてしまいましたが
解決策の引き出しがひとつ増えたので、まあ良しとします。


2015-01-28 | Category 建築 

 

モンスターエナジー

徹夜の味方“モンスターエナジー”
1缶当たり142mgというカフェイン量を誇る最強のエナジードリンクです。
最近ではその上を行く160mg配合の“モンスターコーヒー”なるものも登場しました。
その尋常ではないカフェイン量から、国によっては摂取量の制限まであります。
モンスターエナジーの缶
そしてモンスターエナジーといえばこの人、ラリードライバーの Ken Block 氏。
モンスターエナジーのロゴである3本の爪痕が大きく入ったフォード・フィエスタを駆り、
目が点になるほどの超絶ドライビングテクニックを見せつけてくれます。
これはモンスターエナジー10本ぐらい飲んでるんじゃないでしょうか・・・
車ってこういう動きする乗り物じゃなかった気がします。

(走行映像は1:05あたりから/再生前に音量調節できます)

関連:並んでなんかいられないコイツの出番野性を解き放て


2015-01-27 | Category 映像 

 

冬の桜

昨日豊田市美術館に行ったついでに、すぐ近くの“七州城(別名:挙母城)”も見てきました。
城本体は明治時代に取り壊されているため、現在は復興された隅櫓(すみやぐら)のみです。

当時は警戒のため、あたりを見渡せるよう建てられた隅櫓。
防御用の格子窓も見えます。
七州城の隅櫓を見上げた写真
石段を上り、城内をさらに奥へ進むとこんな建物も。立札を読むと書院と茶席ですね。
“又日亭(ゆうじつてい)” 設計:渡辺家10代規綱候
七州城にある又日亭
いちばん驚いたのがこちら。この真冬に桜が咲いていました。
冬に咲いていた桜の花
城内の静謐な冷たい空気と真冬の桜。現実離れしたような、不思議な空間でした。
「冬」「城」「桜」・・・チョッパーいるな、これ。


2015-01-26 | Category 建築 

 

建築探訪~豊田市美術館~

午前中で打ち合わせが終了したため、夕方に豊田市美術館を見に行ってきました。
現在バリアフリー工事のため、今年10月まで絶賛休館中の豊田市美術館、
当然人が誰もいなくて外から建物をゆっくり眺めるにはとても好都合です^^

ファサード。
向かって右側のヴォリュームに貼られている薄緑色の自然石が印象的です。
池越しに見える豊田市美術館のファサード
少し斜めからも。
中央に見える赤錆に覆われた巨大な鉄のオブジェは Richard SERRA 作“Double Cones”
豊田市美術館と鉄のオブジェ
平成7年に完成し、設計は建築家の谷口 吉生氏。
僕がまだ設計の「せ」の字も知らなかった頃に見に来たことがあるのですが
今もう一度訪れてみて、あらためていい建築だなと思います。
日本の美術館としては珍しく、内部の写真撮影も可(※場所による)となっているので
休館期間が過ぎたら再度来たいと思います。


2015-01-25 | Category 建築 

 

設計について

建築の構法や納まり、材料などで何一つ欠点が無いというものはありません。
みんなそれぞれにメリットとデメリットを併せ持っています。
何千万円という大金を支払うに当たって、より気になるのはデメリットの方でしょう。
いつも設計者としてこれを天秤にかけたとき、メリットの方が大きいと判断した案を
提案している訳ですが、提案をすべて通すことはなかなか難しいのです。

優れた建築家というのは、例外なく弁が立ちます。
良い建築を作るためには良い提案ができるのはもちろんのことですが、
それを相手にしっかりと納得してもらうだけの力が必要不可欠です。
さらに努力しようと思います。

今日友人の設計事務所が行っていた完成見学会に行き、そんなことを考えました。
素晴らしかったです。


2015-01-24 | Category 建築 

 


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