『碧南の家』のリビング天井は化粧垂木です。
ツーバイフォー工法で使われる、ツーバイテンという規格の木材を流用しています。
高さ6センチとか7.5センチといったサイズが多い垂木ですが、ここのは高さ23.5センチ。
断熱材を入れるため、その上に更にもう一段垂木を重ねて二重垂木としています。
初期段階では構造体として考えていた化粧垂木も、構造計算をすると上に重ねた方の
垂木だけで水平剛性が確保できることが判明したため、どうやるか頭を悩ませていた
作業手順は少しやりやすい方に行ってくれました。
垂木の間に見えている合板(野地板といいます)は化粧ではなく、このあと天井を組んで
白いクロスで仕上げますが、これをあらわしの化粧野地としてもすごく格好いいんです!
でも白なら白でとてもスッキリ見えるので、この家にはその方が合いそうですね^^