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上り框

『大平町の家』玄関の上り框(あがりがまち)。ホールの床板と同じアルダー材です。
玄関|上り框
出隅部分のアップ。
上り框|コーナー
玄関の土間から靴を脱いで床に上がる段差部分。そこにある水平材を上り框といいます。
ここのつくりがどうなっているかによって、玄関の雰囲気を決定づけてしまうような
設計においてはすごく重要なポイントです。
イメージにあわせて厚くしたり薄くしたり、ときには木でなく石でつくる場合もあります。
今回は軽快さを出すため、写真のようにホールの端部分を出隅の形状としました。
框の下側全体に沿って間接照明を仕込むことで、ここから更に浮遊感UPをはかります。

関連:間接照明の種類~建築化照明~


2014.10.31 | Category 大平町の家