blog|Casa design アーカイブ

『大屋根の家』上棟

いよいよ待ちに待った上棟です。
Oさんおめでとうございます!

この家では梁の見えない大きな吹抜空間を実現するため、屋根はすべて“登り梁”で構成。
クレーンで荷揚げをしている写真
餅投げと合わせて二日間の日程でした。
こうして見ると、二階建てなのにパッと見は平屋のように見えますよね。
それが“大屋根”の特徴であり、この家の外観上のコンセプトです。
平屋に見える2階建ての家の写真
やりきった感の良く出ている監督Nさんの後姿。お疲れ様でした^^
ここ全部吹抜ですからね~、今後の工事が楽しみです!
登り梁で構成された大屋根の写真


2017-11-13 | Category 大屋根の家 《NEW!》, 建築 

 

『通り土間の家』内部足場

内部の資材も減り、落ち着いてきたな~と思っていたら再びの大混雑。
居間の吹抜全体にドーンと内部足場が出来ていました。
手が届く範囲のプラスターボードはほとんど貼り終えましたが、高い所は足場を組みます。
居間の吹抜に設置された内部足場の写真
階段部分。窓から陽の光が射しこんでいます。
光が射している階段の写真
内装の仕上げ工事に向け、現場は着々と進んでいます。ここからは早いですよ~!


2017-11-10 | Category 通り土間の家 《完成!》, 建築 

 

継手と仕口

土台敷きが終わった『大屋根の家』。
建築用語では材と材が取り合う部分の加工の事を“継手”または“仕口”といいます。
材を長さ方向に延長させるとき(材が平行)は“継手”と呼び、材が直交しているときは
“仕口”と呼んで区別されています。

これは材が同じ方向なので継手。【腰掛け鎌継ぎ】という名称です。
土台の継手
これは材が直角に当たっているので仕口ですね。【蟻掛け】です。
土台の仕口
土台で使われるのはほぼこの二種類で、これが梁になるともっと種類が増えます。
現代ではこうした継手・仕口の加工はコンピュータ制御により、自動化されたプレカット
機械で行われるのが普通ですが、大工さんはノコギリとノミでこれが出来ます。
複雑に加工された木材がピッタリと納まる様は、さすが職人技だなと感心させられます。


2017-11-08 | Category 大屋根の家 《NEW!》, 建築 

 

下準備

西尾市『大屋根の家』の現場では、週末の上棟に向けて大工さんが下準備をしていました。
すでに基礎の上には土台が敷かれ、床合板を受けるための材を順番通り並べている所です。
上棟の準備で並べられた大引の写真
この家は室内の土間が占める割合が大きく、熱損失を防ぐために土間部分の基礎立上がり
に沿って断熱材が入っています。土間になる部分は後からコンクリートを打ち増しです。
ネオマフォーム|基礎立ち上がり部分の断熱施工
基礎と土台の間には基礎パッキンという部材がかませてあり、床下の換気をするため
通常は通気タイプを使用します。真横から見ると向こう側が見えますね。
通気タイプの基礎パッキン
対して玄関その他、室内側に土間がある場合は“床下”が無いため通気は無意味。
無意味どころか、隙間風など悪影響しかないため気密型の基礎パッキンを使用します。

こちらが気密基礎パッキン。今度は向こう側が見えません。
気密基礎パッキンの写真
土間には強力な薪ストーブを設置。これはその背後に造った、RC造の遮熱壁です。
薪ストーブの遮熱壁になるRCの壁
週末にはいよいよ家が立体になります^^


2017-11-06 | Category 大屋根の家 《NEW!》, 建築 

 

沓脱石【くつぬぎいし】

発注していた大谷石の沓脱石が『通り土間の家』の玄関に設置されました。
大谷石の沓脱石
家に上がるときは靴を脱ぐ習慣のある、日本ならではの文化ですね。
室内を神聖な場所と考える日本では、これが外界との明確な線引き、一種の結界とされます。
そう考えるとやはり日本産の石が相応しいだろうし、沓脱石が引き立つしつらえにしたい。
床と土間の段差を解消するための、単なるステップとは少々意味が違うのです。


2017-11-05 | Category 通り土間の家 《完成!》, 建築 

 

屋根からの眺め

『上条の家』は屋根の瓦が葺き終わりました。
足場ネットが張られているため、まだ下からだとよく見えません。
足場ネットが張られた家の全景写真
秋晴れの空に映える瓦。光に当たるとシルバー色の金属光沢が見られます。
ここではフラットタイプの平板瓦を使用しました。
フラットなタイプの平板瓦
雨の日だとこのような色に見えます。瓦って雨も似合いますね。
雨の日の平板瓦


2017-11-03 | Category 上条の家 《NEW!》, 建築 

 

Low-Eガラス

近年建てられた家を外から見たとき“窓に色が付いているな”と感じたことはありませんか?
ブルーだったりグリーンだったり、ブラウンっぽいのもありますね。
今では当たり前のように使われていますが、改めて説明するとあれは“Low-Eガラス”です。
Low-Eガラスとはペアガラスの空気層側に来る面に、金属膜をコーティングしたガラスの事。
ペアガラスが持つ空気層の、室外側に被膜をしたものは外からの熱線を室内に入れにくく
空気層の室内側に被膜をしたものは室内の熱を外へ逃がしにくくする性質があります。
普通の透明ガラスと比べると、窓際での体感温度はもう全然違いますよ!
Low-Eガラスを使用した住宅の窓
ここ『通り土間の家』でもLow-Eガラスを使用していますが、上記の特性を考えた上
外部からの日射を遮りたい場所には遮熱タイプのLow-Eガラスを、それほど直射は受けず
むしろ冬場の熱損失を防ぐ事を重視したい場所には断熱タイプのLow-Eガラスをと
いった具合に、場所によってLow-Eガラスの種類を使い分けています。

Low-Eガラスの色に関しては少し面白い(僕はあまり歓迎してませんが)特性があって、
外から見たガラスの色がブルータイプのものは室内から見た景色が若干ブラウン寄りに
見え、反対にブラウンタイプのものは室内からの景色がブルー寄りに見えます。
これは外から室内に入って来る様々な色を持った自然光から、例えばブルータイプでは
「青の波長を跳ね返している」んですね。だからガラス自体は青く見えるし、
そこで青の波長が減った分、室内からは少しだけ外が違う色に見えるんです。
勝手な考察ですが、概ねそういう理屈で合ってると思います。

この現象に気づいたばかりの頃は、もうそれが気になって気になって・・・
「青空が青空に見えない」とかかっこいいセリフを垂れ流しながら一人サンプル比較
したりしていたんですが、僕が慣れたのか商品が改善されたのか、いつの頃からか
それほどの違和感は感じないようになりました。
一時は“Low-Eガラス使いたくない”とさえ思っていたのに、慣れって怖いですね。


2017-11-02 | Category 通り土間の家 《完成!》, 建築 

 

梁密度高め

『上条の家』はサッシも入り、外部での造作工事が進んでいます。
化粧梁が並んだ室内の写真
天井面にずらっと並んでいるのは全部化粧梁。
梁が入る基本的なピッチというのは910ミリ間隔です。
この空間を部屋の幅や高さなどのバランスから考えたとき、それでは少し不釣り合い
(梁と梁の間が広すぎ)だと感じたので、今回は半分の455ミリ間隔にしました。

東面と南面を囲うように、深い軒が廻っています。
居間の前部分には広い濡れ縁が付いて更に和の雰囲気がUP。
軒下の写真


2017-11-01 | Category 上条の家 《NEW!》, 建築