今回の見積り明細書。釘一本までとは言いませんが、非常に詳細な金額が載っています。
医療においてよく使われる言葉に“インフォームドコンセント”というものがあります。
患者に対し、これから行う治療がどういった内容で、なんのために行うのか、
またそれに伴うリスクはどんなことが考えられるかなど正確な情報を伝え、
患者の自由意思によってその治療を受けるか否かを決定するといった意味です。
常々これは建築においても全く同じことだと思っていて、
一例としてですが見積もりをあげてみました。
クライアント自身が、何に対してどんな理由でいくらのお金が使われているのかを知り、
それに納得したうえで住んでもらいたい。
そのため見積もりの内容説明には非常に長い時間がかかります。
途中で飽きてしまうかもしれませんが、そこは何とかがんばりましょう。
今回の見積り、少し足が出ていましたが目標とする金額はどうにか射程圏内。
あと数回にわたり、内容の調整をしつつ進めていきます。