『友達の家』は、現代ではお目に掛かることの少ない土壁が各所に残されています。 土壁といえば今でこそ手間暇のかかる高級仕様という位置づけですが、 こうした作り方が当たり前だった時代もあるんですよね。 日本の風土に合わせた伝統的な技法を目の当たりにするにつけ、 「家は買うのではなく“つくる”もの」という言葉が意味するところを考えます。