『通り土間の家』のOPEN HOUSE が無事終わりました。
玄関と通り土間の間にはスリット状のガラスが入っています。
ガラスの手前にも少しだけ石を置いて空間同士の繋がりを演出。
休憩中には電球を別の種類に付け替えてみたり・・・。
存在感抜群のモールテックスカウンター。
準備で忙しく、開催前日まで“まぁ無くてもいいか・・・”と思っていたオープンハウス看板。
やっぱりどうせなら欲しいなと思い直し、急ごしらえですが描きました。
事務所のロゴだけってのがまたオシャレですねー。もう自画自賛(笑)
会場まで足を運んでくださった方々、そして2日間家を貸してくださったOさん
この度はありがとうございました!
この度、豊田市高原町にて Casa design で設計・監理を行いました住宅が完成し、お施主様のご厚意により内覧会を開催する運びとなりました。
古き良き時代の“通り土間”を現代の生活にとりいれた、和の住空間をご体感ください。
・今までの建築中の様子 → 通り土間の家
オープンハウス会場へは下の案内状を参考に、豊田高専を目印にお越しください。
※5,6台分の駐車スペースを用意してございますが、事前に当HPのContact又はFacebook等からご予約いただきますと案内がスムーズです。
『通り土間の家』の作業用カウンターは“MORTEX【モールテックス】”で仕上げます。
外壁の“そとん壁”とあわせて、名古屋市の石原左官さんにお願いしました。
ベルギー発の左官材料で、モールテックスの施工にはしっかりした技術・知識が必要なため
左官屋さんなら誰でも扱える訳じゃないんですよね~^^
一旦塗ったあと乾燥を待ち、日を変えて表面をグラインダーで研磨して完成です。
出隅部分もきれいに。
アップで見るとこんな感じ。表面のテクスチャーもイメージどおり仕上げてくれました。
この上から保護剤でコーティングする方法もあり、そちらは表面に薄い膜が張ったような
見た目になります。このカウンターは頻繁に水や油跳ねが付くような場所でもないため
お施主さんとサンプルで相談の上、素地仕上げに決定。蜜蝋ワックスのような自然系の
メンテナンス材を用意してくれたのでお手入れの際はこれを使って行うことができます。
革製品なんかにも通じますが、ときどき自分で手を入れながら経年変化とともに出る
味わいを楽しめる、育てていける素材って良いと思いませんか?
関連記事:モールテックス
『通り土間の家』クロスが仕上がってきました。
クロスが貼られると・・・
真っ白!室内も明るく見えます^^
『通り土間の家』のロフト(畳コーナー)の階段脇にあるあみだくじ。
ロフトから下りるときは奥から3番目のくじを引いていただきまして、それを辿って行くと
ちょうど1階床ににたどり着くことが出来るようになっています。
鮮やかな色をした花の写真ももちろん良いですが、こんな感じも好きです。
元は結構明るいピンク色ですが、Lightroom で彩度を落としたりいろいろしました。
バラやガーベラはアンティーク調の良いサビレ具合になりますが、ユリだけは
ただくすんだだけ。素材によって適した加工の仕方も違うんでしょうね。
いよいよ待ちに待った上棟です。
Oさんおめでとうございます!
この家では梁の見えない大きな吹抜空間を実現するため、屋根はすべて“登り梁”で構成。
餅投げと合わせて二日間の日程でした。
こうして見ると、二階建てなのにパッと見は平屋のように見えますよね。
それが“大屋根”の特徴であり、この家の外観上のコンセプトです。
やりきった感の良く出ている監督Nさんの後姿。お疲れ様でした^^
ここ全部吹抜ですからね~、今後の工事が楽しみです!
内部の資材も減り、落ち着いてきたな~と思っていたら再びの大混雑。
居間の吹抜全体にドーンと内部足場が出来ていました。
手が届く範囲のプラスターボードはほとんど貼り終えましたが、高い所は足場を組みます。
階段部分。窓から陽の光が射しこんでいます。
内装の仕上げ工事に向け、現場は着々と進んでいます。ここからは早いですよ~!