一般に広く用いられている建築の工法は、大きく分けると3種類。
RC(鉄筋コンクリート)造、S(鉄骨)造、そして木造です。
ひとつの建物の中にこれらの工法が混在することは、認められてはいるのですが
それなりの構造計算をして安全を確かめることが義務付けられています。
建築中の『碧南の家』にあるスチールの柱。仮留めの状態です。
木造建物に鉄の柱が立っていますが、そもそもこの柱には応力を負担させていないため
これは木造と鉄骨造の混構造とはなりません。
よって混構造の構造計算も不要。通常の木造の構造計算のみをおこなっています。
あとは接合部の接合方法によっても混構造か否かの判断が変わってきます。
今は柱があるだけですが、現場が進むと、この柱へさらに別のスチール部材を溶接して
あれやこれやといろいろな用途で活躍してくれる場になる予定です。
これでは何の事やら分かりませんね・・・説明可能な状態になるまでしばしお待ちください。