赤色用と青色用の芯ホルダー。左は芯シャープナーです。
僕がいつも使っているのは赤と青の芯ホルダーです。
直径2ミリの色付き芯で、鉛筆とは違い描いた線は消しゴムで消えません。
シャーペンの細いラインだと、“もうこの線で確定”のような不自由さを感じるので
ラフプランの段階で使用するのはこればかりです。
これでトレーシングペーパー(通称トレペ)に発想をそのまま描いていき、
当然修正したい部分も出てくるので、その場合はペンタイプの修正液で消して
また描いて、消して、と繰り返すうちにだんだん形になってきます。
人により設計のプロセスは様々なので、機会があれば他の人の方法も聞いてみたいですね。
それにどんな筆記用具を使っているかも非常に興味があるところです。
おそらくそれぞれに定番と言えるものがあるのではないでしょうか。
人によってシャーペン、色鉛筆、サインペン、ボールペン、万年筆・・・いろいろ聞きますが
どんな建物もまずは一本の線からスタート。
最終的にCADで製図されるとはいっても、その第一歩は人間の手描き線からです。