5月に地元中津川に帰省した際、道端で見かけた野生のフジです。
木というよりは花のイメージが強い植物。昔よく小学校の藤棚に登って遊んだものです。
薄紫色の花弁がきれいですね。同じマメ科で、姿かたちが良く似たヤマフジという
植物もあり、花の形が少し違うのですが実はもっと簡単な見分け方があります。
蔓の巻き方が、フジは上から見て時計回り、ヤマフジは反時計回りになっていて、
この法則は絶対なのだそうです。
あらためてこの樹の蔓がどうなっているか見てみると・・・
上から見たとき時計回り(右巻き)なので、これは間違いなくフジです。
人生のなかでフジかヤマフジかの判別を迫られる機会はおそらく無いでしょうが、
ちょっとした植物マメ知識です。