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人工衛星のようなペンダントライト

ダイソンといえば掃除機で有名ですが、こんなものも出しています。
正確にはダイソン傘下のブランド “Jake Dyson Products” の照明器具“Ariel(アリエル)”。
LEDの熱を逃がすアルミ製の放熱板が、ソーラーパネルを広げた人工衛星のように見える
このArielは、イギリスが初めて打ち上げた人工衛星に由来して命名されています。

(※再生前に音量調節できます)

動画の中にも出てきますが、超広角の照射範囲を持つこのArielは1灯だけで広い範囲の
照度を保つことができます。

住宅の主照明は埋め込み式のダウンライトが主流になってきた現在、天井面からの出っ張りが
ほとんど無いだけに「どこに付けても邪魔にならない」と勘違いした配灯を時折見かけます。
出っ張っていないので物理的には邪魔ではないのですが、ダウンライトを天井面に
まんべんなく配置してしまうと実際には非常にゴチャゴチャとして見えます。

整然と並べる・一箇所にまとめる・極端に離す・又はこのArielのように広い範囲を
カバーできる照明器具を使うなどして、空間に合った効果的な照明計画にしたいですね。

関連:間接照明の種類~建築化照明~北欧風ペンダントライト


2015.06.17 | Category 建築, 映像