人工物が経年変化で劣化して、緑に覆われていく過程。 表面が汚れたコンクリートと赤く錆びた鉄骨、それに生命力のある植物との対比。 大事なのは植物がやや勝っていると思えるぐらいのバランスでしょうか。 できたばかりのものには無い、場に馴染んだ雰囲気があります。
“いつまでたっても新品に見える”ことがもてはやされる風潮もありますが 時間とともに変化をしていくこともまた、ひとつの価値ではあると思います。