一昨日のオープンハウスに行った帰り、エムエースタイルの川本さんより情報をいただき
静岡県草薙総合運動場体育館(通称 このはなアリーナ)も見てきました。
設計は内藤廣建築設計事務所、施工は鹿島建設です。
ファサード。屋根の量感が目を引きます。
圧巻の内部架構。意匠と構造を兼ねた集成材の垂木が屋根を支えています。
この垂木は長さ15メートル、県産材である天竜杉の集成材を使用しているとのこと。
コートを囲む観客席外周の通路を一周してきました。通路沿いは外部に面して
ほぼすべて窓になっているため、大屋根が浮いているような見た目の軽快さが出ています。
規模が規模だけに参考になるとかいう次元ではないですが、とてもきれいな建物でした。
鹿島建設のHPによると、建築中も精度を出すために相当な苦戦を強いられたようで
できれば屋根を葺く前、架構が組みあがった段階の状態も見てみたかったですね。