2020年に始まる新省エネ基準の義務化に向け、今年に入ってから勉強会に参加しています。
これが実施されると、家全体としての省エネルギー性能が既定の基準をクリアしているか
すべての新築住宅において算定が義務付けになるということです。
(2016年現在すでにこの法律は施行されていますが強制力はなく、2020年からが義務化)
内容としては、まぁとにかく煩雑で面倒くさいの一言に尽きます。
それを専門に行う人員を配備できる大手ハウスメーカーならいざ知らず、中小の設計事務所や
工務店にはなかなか酷な制度ですね。
各家庭の消費エネルギーが減るという事は、広い視野で見れば地球温暖化や資源の問題に
直結する事でもあるので文句を言う訳にもいきませんが・・・
ただ、現在決まっているこの算定方法。
2020年からすべての建築会社がすんなり対応できるとは到底思えないので、これから
義務化の完全実施に向けてある程度は簡略化が図られるのではないかと思っています。