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『通り土間の家』地盤改良

先月の地鎮祭から約一月、本日より『通り土間の家』工事着手です。

6月2日には配置の最終確認を行い、建物位置を30センチ移動しました。
現場に向かう途中、思いついてホームセンターで購入した青スプレーが活躍。
合わせて申請図面も修正し、確認申請も無事終了!
青スプレーで書いた修正ポイント
一昨日、6月22日には現地で地盤調査会社さんと打合せだったのですが天候は大雨。
車から出られず、お互いピッタリ並べて停めた車の窓を開け、隙間に傘を差しての
実にシュールな打合せ風景でしたが、必要な内容は確認することができました。
終わった途端小降りになるという・・・ね。

そして今日6月24日、地盤改良工事着手です。
天候の影響で、できない→できる→・・・を繰り返し、やっぱりできる!となりました。

今回の地盤改良は“柱状改良”といい、大型のドリルのような機械で地面に直径60センチの穴を
掘りながらその場の土・固化材・水を撹拌して杭を地中に作る工法です。

この柱状改良の他、“表層改良”や“鋼管杭工法”などといった改良方法もあり、コスト的には
表層改良<柱状改良<鋼管杭 といったところです。
地中にあった埋設物撤去にともない地盤を掘削したため、地盤改良が必要な事は以前から
分かっていましたが、どんな改良方法になるかは調査結果次第。

この改良工事自体は26日で完了し、7月からはいよいよ本体工事着手です!


2017.06.24 | Category 通り土間の家, 建築