先週鉄筋が組みあがった『通り土間の家』。
これは先週、配筋検査に行った時の状態です。
今日は午後からのコンクリート打設に先立ち、現場で金物類の位置等を最終確認。
全箇所チェックし、写真におさめて来ましたよ~!
準備が整ったところで、生コン車(トラックアジテーター)が到着。
届いた生コンクリートが設計通りの仕様となっているか、納入書でチェックです。
ちなみに街中で見かける通称生コン車。あれって結構時間と闘っているのをご存じですか?
というのも、生コン(レディーミクストコンクリート)は、工場で練り混ぜを開始してから
打設完了までのタイムリミットがあるのです。
外気温が25℃以下であれば120分以内、25℃を超える場合は90分以内です。
今の時期は余裕で25℃を超えているので90分以内ですね。ガンバレ!
一旦生コンをポンプ車へ送り、さっそく打設開始。
生コンを送る係、ホース先を操る係、振動を与えて充填させる係、チームワークが要です。
現場監督さんもコンクリートの表面きれいにし係を自ら買って出ています。
打設が始まると途中で一息などと言ってられないため、本当にバタバタ。
こんな時設計者はというと、様子を見守りつつ花の写真を撮ったりやなんかしています。
天気を心配していましたが、雨にも降られず基礎の工事が完了。
ここからしばらくの間はコンクリートの養生期間ですね。