発注していた大谷石の沓脱石が『通り土間の家』の玄関に設置されました。 家に上がるときは靴を脱ぐ習慣のある、日本ならではの文化ですね。 室内を神聖な場所と考える日本では、これが外界との明確な線引き、一種の結界とされます。 そう考えるとやはり日本産の石が相応しいだろうし、沓脱石が引き立つしつらえにしたい。 床と土間の段差を解消するための、単なるステップとは少々意味が違うのです。