待ちに待っていた、Nさんご一家との家づくりが今日から本格的にスタートしました。
初回の提示プランからフルモデルチェンジ、マイナーチェンジを重ね、ようやく
ひとつのカタチを見つつあります。
家づくりというのは人生の一大イベントです。
結果的にいい家ができさえすればオールOK、その過程は二の次、とは思っていません。
むしろその過程をこそ思い切り楽しんでいただきたい。
僕の立場では何度も経験するプロセスも、家づくりをする多くの方にとっては初めての経験。
小さなお子さんがいる場合などはなおさら、その家づくりが幼少期の楽しかった思い出
として心の片隅にでも残ってくれればとの思いです。
Nさん、これから打合せを進めていくうえで選択の難しい局面も来るかも知れませんが
納得するまでとことん付き合いますのでお互い楽しんで行きましょう^^
このブログでは基本的にご契約前のお客様の事を書くことは無いのですが、
今回だけちょっと例外的に書くことにします。
Sさん、Aさん、Hちゃんご一家とは昨年の8月2日に初めてお会いしました。
その月の19日にはHちゃん1歳の誕生日があり、そのあともお会いするたびに成長を
感じながら打合せを進めてきました。
そして先月、ご一家に新しい家族が増えるという嬉しい出来事もあり、今日はご主人
お一人との打ち合わせだったのですが、そこで改めて家づくりは「人」だなと思いました。
今回、施工者(工務店)の担当Nさんが、打合せ中のプランで模型を作ってきてくれたのです。
出産祝いを兼ねてプレゼントですと少し照れくさそうに・・・
僕も知らなかったので驚いたのですが、これがその模型です。
Nさんにとっては業務外の、しかもGWを返上しての作業であり、普通考えられない事です。
“この人のために何をしてあげられるか”それを必死で考えた末の行動だと思いますが
その姿勢は本当に見習わなくてはと、感動と同時に猛省しております。
こういう気持ちを持った人と一緒に仕事ができるというのは幸せなことですね。
施主・設計者・施工者、この三者間で何でも言える良好な人間関係を築くことは
とても重要な事です。ときには脱線して関係ない話をすることも(かなり)ありますが
これも大切なコミュニケーションです。
いい家を引き渡し、そこで末永く幸せに暮らしてもらう事。クライアントも含め、
家づくりに関わる全員がこのゴールに向かって進んで行ければと思います。
最後になりましたが、Sさん、Aさん、この度はお子様のご誕生おめでとうございます。
人数も増えてますます賑やかな家庭になりますね^^
次回、また少しお姉さんになったHちゃんに会えるのも楽しみにしております。