住みながら改修の場合、こうなりますよね、そりゃ。
それにしても・・・(笑)
中津川市では『友達の家』の解体工事が進んでいます。
築60年超、木造2階建のリノベーションです。
年代物の木製サッシ。
いい味出してますが、気密性・断熱性を考慮してこちらはアルミサッシに交換します。
天井裏の調査中、壁の隙間に落としたメガネとも半年ぶりの再会です。
子どもの頃から何度遊びに行ったか分からない家。
やや複雑な想いもありますが、元々の骨組みを生かしつつ年内には新しく生まれ変わります。
お付き合いのある工務店さんから見に来ないかと誘っていただき、
自社物件ではありませんが建方(構造躯体の組み上げ)を見学しに行って来ました。
1階、2階の2層にわたり、門型フレームと呼ばれる特殊な構造体が組み込まれています。
(※写真では分かりやすく着色しました。)
これは”開口部でありながらそこに耐力壁があるものとみなせる”という構造システムで、
特に狭小地や柱の無い大空間、ビルトインガレージ付の建物等でその真価を発揮します。
過去何度か使ったことがありますが、とにかく構造計算書の枚数がエライことになります。
日曜日の誰もいない現場も結構好きです。
材料や工具なども、きれいに整頓されていました。
最近コピックをまとめて購入しました。
結構いいお値段はするものの、内観パースを描くときなど大変重宝します。
うれしいのでいろんなところで自慢していますが、
みなさん苦笑いでちゃんと聴いてくれます。
コピックで着色した図面→コピックと建築
大平町の家では現在床貼り中。
今回の床材はアルダーの無垢板を採用しています。
カバノキ科の広葉樹で、やさしい木目を持った木材です。
家具やエレキギターのボディに使われる事が多い樹種なので、フローリング材としては
割と珍しい部類ですね。
棟梁が一枚一枚、丁寧に貼り進めます。
最終的には植物油と植物ワックスから造られた自然塗料を塗り込んで仕上げる予定です。
今はまだ白っぽいですが、仕上がりはほんのりと赤みを帯びた落ち着いた風合いになります。
床材は貼るとすぐに保護材で養生をしてしまうため、貴重なタイミングに立ち会えました^^
一級建築士事務所Casa design(カーサデザイン)の表 祐樹と申します。
ホームページをご覧頂きありがとうございます。
小6のときに“いえの設計をする人になる”という将来の夢を持って以来
ずいぶんと遠回りをして来た気もしますが、
曲がりなりにも今僕がこうして建築設計の仕事ができているのは
本当にたくさんの人たちの支えがあったからこそだと思っています。
前職での仲間、独立後に新しくできた仲間、クライアントの方々、
そして家族や友人たち…
かけがえのない、すべての大切な人たちへの感謝を込めて
第一回目のあいさつとさせていただきます。
それではみなさま、今日からよろしくお願いします!