「晴れ男」とか「雨男」とか、ときどき耳にしますね。
最近竣工写真の整理をしていて気付いたのですが、
僕が写真を撮る日に限ってやたらと曇りが多いのは一体なぜなのか。
第三のカテゴリー確立を予感した瞬間でした。
文句の付けようが無い、満天の曇り空。
今日は『大平町の家』で現場立会いでした。
外壁も貼られ、ようやく仕上がりのイメージが分かるようになってきています。
紫のマスキングテープがやけにいい感じ。
Yさんありがとうございました^^
しばらく前、『大平町の家』上棟直後の内観写真です。
強烈な西日に照らされた構造躯体にくっきり出た陰影がきれいで、
ちょっと壁を貼るのが惜しい気もしました。
そんな大平町の家は、明日現場立ち会い。
Yさんよろしくお願いします!
断崖絶壁と眼下に広がる原生林・・・ではなく、庭石とスギゴケです。
どんな世界にもそれに応じたスケール感というものがあって、
人間が見ている世界も、虫たちが見ている世界も
実はそんなに違わないんじゃないかと思えてきます。(この際複眼の話は置いといて下さい)
うまく使えば狭い部屋も広く見せられるし、その逆もまた然り。
適切なスケール感を養う努力は日々のなかで絶えず続けて行きたいです。
『神棚の直上(2階部分)を、人が歩く間取りにしてはならない。
ただし、その天井に「雲」という文字を貼った場合においてはこの限りではない。』
家相や風水って確かに大事なものです。
生活をより良くしていく為の、古来から続くある種の指針のようなものですから
なるほどと思うものもたくさんあります。
でもそれらに縛られすぎて使いにくい家になってしまったら、それは本末転倒ですよね。
先人たちは後世の僕たちが困らなくて済むよう、
こんな粋な方法でもう一つの選択肢を用意してくれているのです。
ちなみに真ん中の鏡は、昨日の妹島さんのやつじゃありません。さすがに。
頂きもののカレンダー、デザインは妹島和世さんです。
どれが何月かわかるでしょうか?
表面にミラー加工が施されているので、反射光が壁に映っています。
普段は月替わりで専用の架台に立てかけていますが、こうして並べてもきれいですね。