お施主さんから「土間が欲しい」という話が出たのはいつ頃だったでしょうか。
間取りの打合せをしていた段階で、突然登場した“土間”という要素。
愛犬たちが遊ぶスペースも兼ねた土間を主題として、プランの練り直しが行われました。
『通り土間の家』で、ようやくそれが実際の形として見えてきた写真です。
お施主さんと僕とでずっと共通認識として持っていたのは、真っ直ぐな土間から
きれいに視線が抜けて、そこから裏に広がる緑が眺められること。
こうして見ると、新緑の季節などは予想以上に窓からの景色が緑で埋め尽くされる
事が分かりました。
数日後の写真。天井下地の造作が少し進んでいます。
土間全体がやわらかい光で満たされるよう、長手方向には間接照明を入れる予定です。