『六名の家』は現在クロス貼り工事の真っ最中です。
搬入されたクロス各種。
基本的には通気性能を持ったクロスの中から選んでいます。
キッチンまわりも。
下部の作業台兼収納と上部の吊戸棚は大工工事の作り付けです。
リビングの収納棚の奥もきれいにクロスが貼られていました。
工程的に棚の方が先に作られるので、正方形のクロスを一枚ずつ貼っています。
作業中の職人さんに
「すみませんねえ、面倒なことお願いしちゃって・・・」と言ったら
「いえいえ、いつもの事ですから」と素敵な笑顔で返してくれました。
『六名の家』の内部造作が終わり、足場も撤去されました。
この写真、縦にするべきか横にするべきか迷いましたが結局縦で。
目の前に既存のカーポートがあるため全景写真を撮るのが難しいです。
さて、竣工写真をどうやって撮影したら良いものか今から悩んでいます。
『六名の家』の造作本棚です。
この家のリビングにある本棚は大工さんに作ってもらいました。
部屋の高さに合わせて寸法を計算しているので、当然天井ぴったりです。
一つ一つの棚の奥はクロス貼りで、この後はカットしたクロスを1枚ずつ貼っていく予定。
あまり数を多くしすぎるとクロス屋さんに怒られます。
『六名の家』外壁の吹付塗装が終わりました。
この家は外壁に通気層をとってモルタル下地の上、白の弾性リシン吹付塗装としています。
今日は平日なので現場では作業が進んでおり、大工さんと電気屋さんに会えました。
特に問題もなく、インターホンモニターの取付け高さなどを再確認した程度。
内部造作ではいろいろと面倒なことをお願いしてしまっていますが無事進行中です。
造作完了まであとわずか、K大工さん、引き続きよろしくお願いします^^
無垢のウォールナット一枚板を『六名の家』のキッチンカウンターとして使います。
当初は別の木で決まっていたのですが、いろいろあってこちらに変更となりました。
この木はまだ原木を縦に挽いてあるだけなので、ここから表面をきれいに仕上げます。
岡崎製材さんの木材保管倉庫はいろいろな樹種の無垢板が置いてあっていつも楽しいです^^
建築雑誌に載っているような家は、なぜかはよく分からないけど普通よりスッキリとして
見えませんか?
あれは細かい部分の納まり(ディテールといいます)を徹底的に突き詰めているからです。
例えば同じ窓を使ったとしても、納まり方の違いによってシャープに見える事もあれば
もっさりとした感じに見えてしまうこともあります。
特別に納まりを検討することなくドアや窓をごく普通に付けた場合、その横部分、上部分には
少し壁が残ります。これが中途半端な感じがして非常に気になるので、可能な限り各部分を
壁から壁・床から天井ピッタリで納められるよう努力しています。
玄関ドアも壁ピッタリ。
窓は壁と軒天井ピッタリ。
外壁も隣の家(母屋)ピッタリ。。。
内部造作中の『六名の家』は大工工事が進んでいます。
地窓と掃出し窓の中間ぐらいの高さに設定した開口部から目の前に見えるのは
お施主さんのご実家の外壁。
すぐ隣に家が迫っているからといってそちら側を全部壁にするよりも、
どうせならこれも空間を広く感じさせる1要素として取り入れられないかと考えたのです。
元々ご実家の外壁改修も同時に行う計画だったので、和のイメージを持った
『六名の家』のインテリアにマッチするような外壁を選び、それが手の届きそうな距離で
窓一面に見られるよう計画しました。
背の高い板塀で囲まれた小さな坪庭のようなイメージです。
床置き型の外部照明で夜はこの壁がぼんやりと照らされ、落ち着いた雰囲気を
出してくれるのではないでしょうか。
外部と内部で工事が同時に進んでいる『六名の家』。
この家の外壁はモルタル下地に弾性塗料を吹き付けて仕上げます。
左の写真はモルタルを塗るための通気ラス(金網)が貼られているところ。
右はプラスターボードが貼られ始めた室内です。
今日は日曜なので職人さんは誰も現場に入っていません。
大工さんの道具がきれいに整理整頓されて床ではない所に並べられていました。
これなら月曜の朝、気持ちよく作業が始められますね。
掃除と整頓が行き届いた現場です。
工具の刃が出しっぱなしになっていないか、床に物が散乱していないか、
足にひっかかるような場所に電気コードが這っていないかなど、他にもたくさんありますが
そうした安全上の事もそれとなく見るようにしています。
抜き打ちで少しズルい気もしますが、僕はよく日曜日に現場を見に行きます。
一日、または一週間の作業が終わって帰るとき、現場がどれだけ片付いているかというのは
一見関係が無いように見えて、実は後の作業性や安全性に大きく関係する部分なのです。
偉そうに言ってますが、自分の事務所に置き換えてみると・・・ちょっと耳が痛いです。
作業と片づけを効率よく回していけるよう努力したいですね。