blog|Casa design アーカイブ

2017-10

『上条の家』柱建て

生憎の台風襲来。
10月14日は『上条の家』の上棟予定日でしたが、安全を優先して翌週に持ち越しです。

午前中に施主のAさんご家族にお越しいただいて紅白巻きの柱建て。
これをもって日柄の良い本日を上棟日としました。おめでとうございます^^
紅白の布が巻かれた柱を立てる柱建ての写真
一週間ほど前から現場監督さんは天気予報とずっとにらめっこをしていました。
当日の大工さんの手配や、その後の工程に影響が大きいため必死です。
台風直撃ならまだ諦めも付くというものですが、今回は判断が本当に微妙なライン。
実際すぐ近くにも別の会社さんの現場があったのですが、そこは建て方決行してましたね。

それにしてもこの『上条の家』は大きい・・・。
普通基礎だけの状態で見ると、心配になるほど小さく感じるものですが今回それが無い。
現場に搬入され、ブルーシートを掛けられた構造材がまるで小山のようです。
ブルーシートを掛けられた構造材の写真


2017-10-14 | Category 上条の家, 建築 

 

インターホン指定席

壁をニッチ状に掘り込んで、インターホンの室内親機が壁から出っ張らないように。
ここ『通り土間の家』でもこの方法で納めています。

完成するとこうなる予定 →『碧南の家』のインターホン用ニッチ
壁に付けたニッチの下地用ボックス
インターホンも代替わりをして行きますし、以前作ったニッチサイズが今回も応用
できる保証はありません。都度インターホンのサイズや、新たに機器側面にボタンが
出来ていないかなどを確認しながらの採用になります。
前面パネルが壁ヅラで納まるため、側面にボタンがある樹種は使えませんからね。


2017-10-08 | Category 通り土間の家, 建築 

 

石を探して

『通り土間の家』の玄関部分に設置する沓脱石を探すため、外構屋さんと小牧市まで。
午前中、ちょうどうまい具合にお隣の江南市で打合せだったのでその足で向かいました。

さすが豊富な在庫量を謳う造園資材会社。
外構屋さんから「たくさんありますよ」とは聞いていたものの、想像のはるか上を行く
世界各地から集められた大量の石材に圧倒されました。
自然石の在庫写真
石マニア垂涎の自然石の山。この写真は本当にごく、ごく、ごく一部で、多分全体から
すると百分の一の量にも全然届いていないんじゃないでしょうか。

アンティーク煉瓦と思われる材料もありました。
アンティーク煉瓦の写真

こちら、『通り土間の家』の沓脱石素材として、もともと大本命の大谷石。
大谷石の写真
ヤード内を歩き回り、石材の山も登りながら一通りの在庫を見てきました。
海外産のいろんな石に目移りしながらも、石選びに関してお施主さんに一任されていた
僕が最終的に選んだのはやっぱり大谷石。

目にした石たちを想像の中で玄関に置いてみて、一番すなおに納まってくれたのが
大谷石だったのと、和の家にはやはり日本産の石がいいなと思ったのがその理由です。
写真の石はサイズが条件に合わなかったため見送り、サイズ指定で注文して来ました。


2017-10-05 | Category 通り土間の家, 建築 

 

スチール部材いろいろ

図面を描いてスチール(鉄)で製作してもらった手すりとカウンターの脚。
『通り土間の家』ではこうしたスチールの部材をいろんな所に使用しています。
スチールで製作した手すりとカウンターの脚
写真を撮り忘れてしまいましたが、物干し用のバーや洋服掛けなどもスチール製。
すでに取付けが済んでいました。

この家に限らず、いつもスチール部材を製作してもらうときに依頼する鉄工所さんは
決まっていて、スチール階段などの大物から手摺受けなどの小物まで、チャレンジ精神で
幅広く対応してくれます。
スチールで製作というと高額なイメージがありますが、そこもかなり良心的。
おかげで心置きなくスチールを使った提案をする事ができ、とても助かっています。
これからも頼りにしてます。


2017-10-02 | Category 通り土間の家, 建築