今日の『大平町の家』の様子です。
午後から日照があったので、光の入り具合を確認しに行ってきました。
建物の中で一番北側に位置する階段と廊下にも、中庭から明るい陽射しが入ってきています。
設計段階で狙った程度の明るさが確保できていて一安心^^
日が落ちるのもだんだんと早くなってきました。
これぐらいの時間帯は秒刻みで空の色が変わっていって、西の空に見入ってしまいます。
撮影するのは、もうあと数分早い方がよかったですね。
ついつい買ってしまう、エクスナレッジ発行の“世界で一番やさしい”シリーズ。
少し事務所の本棚を見渡しただけで、これだけのやさしさを見つけることができました。
できればついでにもう少しお財布にもやさし・・・大変参考になる本です。
『大平町の家』の、とある部分の壁です。
筋交いを使った木造の耐力壁というのは、柱芯~柱芯が原則90センチ以上必要です。
それに対してここは70センチ。なぜかというと耐力壁にもいろいろあり、
このように構造用合板を貼った場合は最低60センチ以上となっているからです。
ただし安全性をより確実なものにするため、実は大平町の家は
この壁の耐力を計算に見込まなくても成り立つよう設計しています。
その上で仮に計算に含めた場合も偏心率(全体における壁量の偏り)に問題がない事を確認し、
数値には表れてこないプラスアルファの余力を持たせました。
二重の手間になり、ほとんど自己満足に近いですが大切な一手間だと思っています。
先日Worksで紹介した『落合の家』の玄関ポーチ。
全体はモルタルの箒引(ほうきびき)仕上げとし、那智黒石を3個ずつ埋め込みました。
見た瞬間、説明されなくても直感的に“和”をイメージする素材って好きです。
いつの時代でも色褪せない、風化しない力強さを感じます。
今日は少し予定に変更があり、午後から時間ができたためお隣り静岡県まで遠出です。
ちょうど友人の設計事務所が完成見学会を行っていたので、この機会にお邪魔して来ました。
いつもながら大変居心地の良い空間を満喫し、
良い刺激を貰ってモチベーションがUPしたところで帰って作図の続きです。
みなさん忙しい中ありがとうございました^^
先月中学校の同窓会があり、地元である岐阜県中津川市に帰省してきました。
学年規模で集まるのは成人式を含めてこれで3回目ぐらいなので、
人によっては卒業以来の再会です。
当時を懐かしく思うと同時に、もう二度とあの時代には戻れないという
一抹の寂しさもあったり・・・でもとても楽しい時間でした。
今日そんな同級生の一人から「ホームページ見たよー」と電話をもらいました。
僕の名刺に載っている携帯番号を見てかけてくれたんですね。
通話を終えたあと、感想を言うためだけにわざわざ電話してくれたんだと思ったら
何か本当に嬉しかったです。Hさんどうもありがとう^^
近々遠方に引っ越すみたいだけど、お互い頑張りましょう!
実家の裏庭では百日紅(サルスベリ)が鮮やかなピンク色の花を咲かせています。
このごろは日中も涼しく、すっかり秋らしい気候になってまいりました。
皆様お変わりないでしょうか。
そろそろ今年のサルスベリの見ごろも終わりですね。
樹皮のはがれた部分は猿も滑るほど滑らかな事からこの名がついたそうですが、
確かに見た目スベスベしてるよなーと思って触ってみたところ
「別に大して滑らない」ことが判明いたしました。