友人夫婦の自宅にDIYで囲炉裏が完成したとのことで、新年の挨拶をかねて
見に行きたいと言うと「どうせなら囲炉裏を使って一緒に昼食でも」という
期待通りの返事をいただいたので早速お邪魔してきました。
写真撮るのを忘れていたので少々画的に寂しいですが・・・
シシャモの他にモチや油揚げなどいろいろと焼きました。
灰の上に置かれた炭火がいい具合にシシャモを炙っています。
友人の言葉を借りるなら、こういうのの意義ってその大半が“男のロマン”なんです。
もちろん炭火の方が美味しくなるという点も十分理由にはなりますがそれ以上に、
自宅に囲炉裏があって、それを囲んで団欒をする風景こそが目的のように思います。
昨日はごちそうさまでした。
今度は夜にゆっくり一杯呑りながらでも^^
お正月なので縁起物の木の話を。
少し前に帰省した際、実家に植えられているナンテンの木を撮って来ました。
“難”を“転”ずるとされ、門松や正月飾りには欠かせません。
英語名は“Heavenly bamboo”。縁起の良さは西洋でも同じなようです。
裏庭にあるナンテン。普通の赤い実がなる種類で、よくヒヨドリがついばんでいます。
常緑樹のはずですが、ウチのは葉が落ちていますね・・・
陽のよく当たる場所に植えておくと、冬場は葉が紅く紅葉します。
家の正面付近に植えられたシロナンテン。
こちらはほぼ一日中日影になるような位置ですが、耐陰性がある植物なので元気です。
シロナンテンは日向に植えておいても葉が紅葉することはありません。
このシロナンテンが植えられた方角は敷地の北東、つまり鬼門に当たります。
風水的にナンテンを鬼門に植えると良いというのは昔から云われていますが
特に白は穢れを浄化する色なのでより良いとされています。
僕自身は風水や家相にこだわりは特に無いものの、仕事柄、こういった種の事柄を
避けては通れない時が数多くあります。以前書いた神棚や仏壇の上に2階の部屋が
乗ってしまう場合の対処法などもそうですが、「こうすれば家相の悪い部分を改善できる」
という引き出しはたくさん持っておきたいです。
皆さま明けましておめでとうございます。
昨年は多くの良き出会いのある一年でした。
昨年に限ったことでもないのですが、日ごろ仕事の面でもプライベートの面でも
本当に周りの人たちに恵まれているなと実感し、感謝しています。
年末最後の最後には、高校時代の親友と15年ぶりに再会することもかないました。
20歳の頃、おそらくは相当な覚悟を持って新天地での生活を始めた友人。
旅立ちを見送った日から、これまでただの一度も連絡を取ることはしませんでした。
それが彼の決意に水を差すことになるようにも思われたからです。それでも
時折ふと思い出しては、遠くの街で元気にしているだろうかと気を揉んでいたこの年月。
ようやく、本当にようやく、胸のつかえが取れたような感覚です。
今年はどんな人たちとの出会いがあるか楽しみにしながら・・・
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます!
平成28年 元旦
一級建築士事務所Casa designでは
12月30日(水)~1月4日(月)までを冬季休暇とさせていただきます。
この間、電話やメールなどの対応が遅れてしまうかも知れませんが
頂いたご連絡には必ず折り返しをいたします。
ご不便をお掛けしますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。
ロードバイクでこれをやるか・・・
バイクトライアル世界チャンピオン Vittorio Brumotti 氏のパフォーマンスです。
マウンテンバイクやBMXでやってる動画はよく見かけますが、これは斬新。
やはり超一流は道具を選ばないのでしょうか。
(※再生前に音量調節できます)
100 % Brumotti on Bianchi Impulso Road Bike – Volume 1 from Bianchi on Vimeo.
10代の頃一時BMXにハマり、バニーホップ(ジャンプのこと)やらウィリーやら
ちょっとだけできるようになりましたが、もう感覚を忘れてしまいました。
この動画ぐらい軽々と乗りこなせたら楽しいでしょうね。
岡崎市に住まわれている方は“ビスタライン”という言葉を耳にされたことがあるでしょうか?
大樹寺から真っ直ぐ岡崎城を見通すことができる直線の名称で、その眺望を邪魔しないよう
このライン上にある建築物には建築基準法とは別に高さ規制がかかってきます。
昨日1ケ月点検で六名の家に伺った際、ビスタラインを示す鋲が前面道路に入ったことを
ご主人が教えてくれました。
実は「六名の家」は、このビスタライン上にあります。
まだ設計に入る前、敷地の調査をしていた段階でそのことは分かっていたのですが
聞いた事のない言葉だったため“なんかすごい規制があったらどうしよう”と当時少々
不安になりながら市役所に聞きにいった覚えがあります。
結果、高層ビルでもない限り無縁の規制だと分かりホッとしたのですが。
“区域”とかではなく“線の上”なので本当に激レア。
しかも、詳しい内容は岡崎市HPに載っているため割愛しますが徳川家代々のある習慣にも
関係する由緒あるラインなのです。
初めて知ったのですが Vista は「展望・眺望」という意味があるそうです。
ここでどうしても連想してしまうのは Windows Vista・・・あの・・・展望、残念でしたね・・・。
延び延びになっていた「六名の家」の1ケ月点検、本日行ってきました。
竣工写真はこちらです → 六名の家
玄関正面にある、竹細工作家の八柳良介さん作の六つ目かごを使った照明。
訪れた人からは「旅館みたい!」と非常に好評なようです^^
引き渡しに間に合わなかったキッチンカウンター上のペンダントライト。
アンティークな風合いの鋳物シェードが付いています。
夜間だとこんな感じ。背後の間接照明と合わせて空間のアクセントになります。
シェード内側の銅の色が素材感出てていいですね。
壁の大谷石も、竣工直後より緑味が増して良い感じに育ってきていました。
大谷石は石としてはやわらかい部類で、特に茶色の部分は他よりもろいため
ポロポロと表面が取れてきている部分も見受けられたのですが
「こういうのも含めて本物ならではの事だし、これでいいと思っている」
というご主人の男前な発言に助けていただきました。
南面の窓際に造りつけた木製ベンチには、色とりどりの丸い座布団が置かれています。
現在ご一家は床座の生活をしてみえるので、このベンチが腰掛けになったり
ひじ掛けになったり、暮らしの中でうまく活用してくれているようでした。
もう既に使われているのか聞くのを忘れてしまいましたが、このベンチ下の一部は
お掃除ロボット、ルンバが帰るための巣になっています。
リビングに面した小さな飾り棚を利用して、かわいらしいリースが飾られていました。
こうしてちょっとした部分におしゃれな小物があると華やかになりますね。
住み心地を伺ったり思い出話もしながら約2時間、長居をしてしまいました。
お知り合いの方々からの評判(実は内心かなり気になる部分)も上々なようで、
何よりご一家がこの家での生活に満足して日々を過ごされていることが嬉しかったです。
Hさん、今日はありがとうございました^^
建築設計の仕事に就いた頃から購読している月刊の書籍があります。
“建築知識”という題名の、構造・納まり・法律など建築設計にまつわる様々な事柄を
扱ったとても参考になる本です。
本棚に並んだ建築知識。この棚だけでなく他にもまだあります。
買った日に熟読するというよりも、解決したい課題にぶつかったとき参考になる号を
本棚から引っ張り出してきてにらめっこするというような使い方をしています。
ところがこの“参考になる号を出してくる”という作業が、量が量だけになかなか厄介で
確かどれかに書いてあったけど、どの号なのか分からないという状況が頻繁に起こります。
その探す作業の度に床に山積みになる本・・・そして過ぎて行く時間・・・
何とかしたいと思い、作ってみたのがこちら。目次集です。
少々手間でしたが、所有している全ての号の目次をコピーしてファイリングしました。
目次ページにはシリアルナンバーも入っているので、目的の項目がどの号に
載っているのか手元で一元管理できます。
さて、これで少しは無駄な時間が削れるかな?